JIS(日本産業規格)
規格の標準化
JIS(日本産業規格)とは
昭和24年の工業標準化法に基づき制定された国家規格であり、平成28年10月に制定・改正されています。JISとはJapanese Industrial Standardsの省略です。
JIS規格の目的
JIS規格は製造業や工業製品を扱う上で性能や安全性、生産効率を向上させるために無くてはならない国家規格です。JIS規格によって、自動車や電化製品などの工業製品だけでなく、文字やプログラムコードなどあらゆるものを「標準化」することを目的としています。
標準には強制的なものと任意的なものがあり、一般的には任意的なものを「標準規格」と呼んでいます。もし標準化せず自由に放置すれば、多様化や複雑化が起こり無秩序化してしまう可能性が発生します。
そういった「もの」や「事柄」について規格を制定することにより、全国的に統一することができます。またJIS規格は下のようなマークで表示され、国に登録された機関より認証を受けた事業者のみが表示することができます。
私たちの身の回りのもので例を挙げると、A3やA4・B5・B4などの紙のサイズや、トイレットペーパーのサイズなどもJIS規格によって定められ標準化されています。トイレットペーパーの外径は114mm(ロール状態で120mm以下と定められています)で、芯の部分の直径は38mmのものが主流となっています。このように標準化することによって、どこのメーカーの商品を買ってもホルダーに取り付けることが可能となり、日常生活で困る機会が減ります。
部品加工におけるJIS規格
当社のように工業製品を扱う部品加工会社は、JISを使用する機会が非常に多いです。例えば図面の寸法に公差の指示がなければ、JISの一般公差(普通公差)に基づいて加工をします。寸法によって精度は異なりますが、基本的にはJISに定められた公差にて加工を行い、検査時もJISに基づいた確認を行います。
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