電気的特性
物性
材料が電気をどの程度通すかの指標
プラスチックの性質は5種類に分けられており、電気的特性はその中の1つです。さらに電気的特性も、下記のように絶縁性と誘電性と帯電性に分類されます。
《絶縁性》
プラスチックはそのほとんどが絶縁体ですが、その中でも特にベークライト(フェノール樹脂)やエポキシガラスなどが絶縁部分に使用されています。フェノール樹脂以外で絶縁性に優れた樹脂はPEEK・PPS・ABS・ユニレートなどがあります。私たちの身近な所では、PVC(ポリ塩化ビニル)が家電製品の電源コードに被覆されていたり、プラグ部分によく使用されているので目にする機会が多いでしょう。
《誘電性》
誘電性とは電気を通さない代わりに電気を蓄える特性のことを言います。導電と絶縁の中間に位置していると言われているのがこの誘電性であり、この性質を持つ樹脂はMCナイロンの導電グレード、PEEKの導電性、超高分子ポリエチレンなどからグレードによって適正な材料も選べます。
《帯電性》
摩擦などによって帯電し、電荷が中々減少しない減少のことを帯電現象と言います。帯電現象は身近なところでも起こっており、例えば冬場に人が金属部分に触れた時に起こる静電気もそれが原因で起こります。一概に電気的特性と言っても、絶縁性に優れているのか誘電性に優れているのかによって使用用途も変わってくるので、材質選びの際はご相談下さい。
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