圧縮強度
物性
圧縮強度とは
試験片に一定方向から力を加えながら押し付けた時(圧縮荷重)に、破壊されるまでどの程度の力に耐えられるかを表します。ベークライトやエポキシガラスなどの熱硬化性樹脂の中でも硬さのある樹脂はその硬さの反面、圧力に弱い部分があります。一般的には硬く靭性が低い材質の方が、圧がかかっていくと変形するというよりも粉々に砕ける傾向にあります。一方でPTFEや超高分子量ポリエチレンなどは、比較的靭性がある材質なので、ある一定の力を加えると変形が起こります。
圧縮荷重と変形の関係
圧縮荷重による変形は、「JIS K7181(圧縮特性の試験方法)」に規定されており、試験片は角柱、円柱、管形状のものを用いる。下図は試験片に圧縮荷重を加えたときに起こる変形の様子を表しています。荷重を加えると圧縮変形し、荷重が大きくなるとたわみが生じて座屈変形します。
L=荷重負荷前の初期長さ(mm) / ΔL=圧縮変形量(mm)
圧縮試験では一般的に荷重を大きくしても破断しないため、座屈する応力を圧縮強度とする場合があります。
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