クラック
関連知識
樹脂・プラスチックが割れる原因
クラックは壁・天井・岩壁などにできる割れ目・裂け目のことを指しますが、これが樹脂・プラスチックに起きることもあります。それをケミカルクラックと言います。ケミカルクラックは樹脂成形時に内部に蓄積された応力に、使用時の負荷が加わり、薬品がトリガーとなって引き起こされる現象です。プラスチック部品の、応力がかかっている部分に薬品が付着し、プラスチックの内部まで浸透し、応力と合わさってその部分に亀裂が生じ、割れに至ります。
この現象は、条件が揃うと比較的早い時期(使用後2年以内)に起こります。プラスチック部品を使用する際には、使用環境で接触する恐れのある薬品に対する耐性にも注意する必要があります。油も樹脂素材によってはクラックを引き起こす原因となります。非結晶性樹脂は結晶性樹脂よりも油によるクラックが起こりやすいです。それは両者の構造の違いに由来します。
結晶性樹脂は規則正しい分子配列の結晶構造により硬化したプラスチックです。緻密な構造をしているため耐薬品性に優れたものが多いのが結晶性樹脂の特徴です。それに対して非結晶性樹脂は分子配列に規則性のないプラスチックです。特徴は結晶性樹脂と相反するものが多く、耐薬品性にも優れないものが多いです。透明なプラスチックの多くは非結晶性樹脂です。
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