面取り
加工方法
面取り 目的と種類
プラスチックや金属素材を切削加工するとバリと呼ばれる出っ張りやトゲが発生します。これは外観が悪くなるだけでなく、部品の精度や使用にも悪影響があります。
また、ピン角(鋭角な角部)は切れ味が良く、肌に触れると怪我をする危険があります。そこで切削工具やシャビーブ、ナイフなど特定の工具や刃物を用いて面取りを行うことで、尖った部分を無くすことができます。
面取りには主に下記の3種類があります。
糸面取り
ひと目では分かりにくいほどの小さな面取りを「糸面取り」といいます。目安としては、0.1~0.3ミリ位を狙って加工します。図面上では「指示無き箇所は糸面取りのこと」と指示するなどして使います。
C面取り
尖った角を斜め45度に落とす一般的な面取りです。図面には「C5」「C10」などと記載し、角の先端から何ミリの部分で切削するかを指定します。例えば「C10」と記載されてあったら10ミリの辺を切り落とします。
R面取り
尖った角を丸めることをR面取りといいます。C面取りとは違い、弧を描いて切削する必要があるため、マシニングセンタや専用の工具で加工します。「R10」と記載されてあったら10ミリ中に入った位置に中心のある、半径10ミリの円状の面取りを行います。
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対応可能な加工については「プラスチック加工・樹脂加工 加工方法一覧」へ。
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