ノギス
ノギスとは
ノギスは、寸法を正確に測定するために使用される計測器具であり、工業や実験室などで広く用いられています。主に長さ、厚さ、直径、高さなどの寸法を測定するのに適しています。また、形状や用途に応じて、それらに適した様々な種類のノギスで測定します。ノギスには一般的に主尺と呼ばれる本体と、副尺(ベニヤ尺)と呼ばれるスライドが備わっており、これらを併用することで高い精度の測定が可能です。主尺には通常ミリメートルの目盛りが刻まれており、副尺には主尺の1目盛りに相当する微小な目盛り(通常0.02ミリメートル)が刻まれています。副尺を主尺と合わせることで、より詳細な寸法を読み取ることができます。
ディスプレイに寸法の数値を表示するためのデジタルシステムを内蔵したデジタルノギスでは、目盛りの読み取り誤差がなく、更なる高い精度の測定が可能です。
ノギスの種類
ノギスには形状や用途、測定要件に対応するために様々な種類があります。その一部を下記の通り紹介します。
【ピッチノギス】
穴の中心間を測定する際に使用するノギスです。通常のノギスですとジョウの当て方によって測定誤差が生じやすいですが、ピッチノギスを使用することでこれを防ぐことが可能です。
【両丸口ノギス】
外溝のくびれた部分の外径や突起部が邪魔な内径を測定することが可能です。
【インサイドノギス】
ジョウ部分に突起があり、通常のノギスでは測定が困難な内径や内溝などの寸法が測定できます。
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